建上氷子の記録

株式会社トミーウォーカー運営の学園伝綺PBW『シルバーレイン』のキャラクター視点の記録書。

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ナッキちゃんの台詞が格好良すぎる件

恋をしても、良いですか?






(※まぁ、そんな事とは関係無く、話は進む)



「『誰も彼もが喜び勇んで地獄へ向かう』‥‥か」

屋敷の門を破って突入する能力者達を眺めつつ、建上氷子は呟いた。

「やばいやばい、怖いっつーの。やっぱり、学園に残って祈ってた方が良かったかしら?」

指先が震える。

歯の根が鳴る。

戦いが始まる前には、いつも『これ』が襲ってくる。

いつまでも慣れない―――慣れたいとも、思わない。

痛いのが嫌い。

死ぬのが怖い。

そう思える自分を、失いたくは無い。

後方支援組みである氷子は、部隊に混じって有事に備えているのだが、まだ戦闘開始直後とあっ

て、目立った出番は無い。

戦場を前に、しかし、と氷子は思う。相手は此方が攻め込む事を予測している。先の依頼で能力者
が直に乗り込んでいるのだ。予測できて当然だろう。だからこそ、疑問に思う。

(「本当に、この屋敷の中に『女王』が居るのかしら?」)

本拠地が能力者にばれた時、土蜘蛛衆が取るだろう行動は三つ。

一つ目は、土蜘蛛衆自らが打って出る。これに関しては、目覚めたばかりの土蜘蛛が学園の存在を
関知できていないという可能性が高い事もあり、難しいところである。

二つ目は、篭城。古今東西、最も堅実な戦法。地の利も働くし、此方が仕掛ける事が判っているな
ら、十分に迎撃の準備も出来る。徹底抗戦して、女王の復活を待つ。女王とやらが『移動できない
状態』ならば、土蜘蛛の取る戦法は、これ以外には無いだろう。今回の作戦も、それを『前提とし
て』行われている。

三つ目は、屋敷を『囮』に使う事。『もしも女王本体を動かせるのだとすれば』『もしも復活して
いないとしても、あの屋敷から移動させる手段があるとすれば』、屋敷を囮とし、篭城を装って能
力者を引き付け、疲弊させ、安全な場所で復活した女王と共に、奇襲を仕掛ける。

最も確実で且つ安全な方法だ。囮だとばれた所で、能力者は女王の居場所がわからない。

これは飽く迄も仮定の上に成り立つ妄想で、謂わば暴論だ。確証なんて一つも無い。しか

し、それが可能ならば、氷子でも同じ方法をとるだろう。

思い過ごしならばそれで良い。だが、常に最悪の状況を考える事も必要だ。

「どちらにした所で、今はまだ、何も判らないんだけどねぇ‥‥」


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『全力で暴れて来い。後は私が何とかしてやる』

アンタ、そんなに私の心が欲しいのか!
いいだろう、くれてやる! 持って行け!
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プロフィール

建上・氷子

Author:建上・氷子
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5月29日生まれ ふたご座 17歳 (女)
私立銀誓館学園高等部鹿苑寺キャンパス2年7組

ID:b11977

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